140509_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月9日 |
140509_01 |
TDK |
ユニット |
記憶ユニット |
一般産業用 |
M.2スロット対応で高速・優れたデータ信頼性実現のSSD
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TDKのM.2ホームファクタ対応SSD
「SNG4A」シリーズ |
TDKは8日、同社が開発したSSDコントローラIC「GBDriver RS4」を搭載したM.2スロット対応のSSD「SNG4A」シリーズを発表、8月から発売を開始する。
業務用ハンディターミナルや産業用タブレット、工作機械などの産業機器や組み込み機器などのHDD、mSATAタイプSSDの代替として、高速性能、データ信頼性、ストレージ寿命、データセキュリティの要求を高次元で実現する。
SNG4Aは、M.2スロットに対応し、サイズ約22×42ミリメートルの小型形状。NANDフラッシュメモリーにSLCタイプを採用し、64ギガバイトまでの容量ラインアップが可能なシリアルATAU対応の産業用NANDフラッシュモジュール。
自社開発のGBDriver RS4の対電源遮断の独自アルゴリズムにより、書き込み中の電源遮断時に書き込み対象データ以外のデータが破壊される巻き添えエラー発生リスクを低減する。
また、標準で71ビット/1キロバイトの強力なECCを搭載。リードリトライ機能、オートリカバリ機能、データランダマイズ機能、オートリフレッシュ機能といったデータ信頼性を高めるための機能を充実させた。寿命診断ソフト(TDK SMART)を用いて、定量的な寿命管理も簡単にできる。
データセキュリティ機能も充実しており、ATA標準のプロテクト機能、AES128ビット暗号化機能に加え、同社オリジナルセキュリティ機能により、なりすましなどの第三者によるアクセス応答を制限することもできる。
「現在、民生用途でM.2がフォームファクタとして注目されており、今後は産業用途でもM.2の採用が促進される。SSDコントローラICを自社で開発している強みを生かし、産業用マザーボードで重視される信頼性を高める機能を充実させた」(同社)。
14日から開催される展示会に出展し、エンジニアサンプルに対応。量産サンプルおよび生産開始は8月から、月1万個の生産を予定している。 |