140227_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月27日 |
140227_01 |
ローム |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般民生用 |
衛星放送受信アンテナ用1チップの4入力4出力スイッチIC
ロームは、衛星放送受信アンテナ用の4出力に対応した4入力4出力スイッチICを開発し、2月から量産を開始した。スイッチICに新規参入する。
4種類の衛星放送を全て同時に受信、録画するために必要な4入力4出力スイッチICを業界で初めて1チップで実現した。これまで4入力2出力スイッチICを2個並列に接続し、4入力4出力にして使っていた。4入力2出力スイッチIC2個使用に比べ実装面積を60%、消費電流を半減できた。トータルコストも半減できるとみている。
今回の4入力4出力スイッチICは子会社ラピスセミコンダクタが2.4ギガヘルツ無線IC、Sub―ギガヘルツ特定小電力無線IC技術をベースに開発した。生産は前工程をラピスセミコンダクタ宮城工場で行い、後工程は韓国のファウンドリに委託する。サンプル価格180円(税別)。
放送衛星からの微弱な電波を増幅し、信号変換する衛星放送受信アンテナ用ローノイズ・ブロック・コンバータ(LNB)向けに販売する。
15年までに6個の放送衛星が北米、南米、ヨーロッパ、ロシア、南アジア、アフリカなどで打ち上げが予定されるなど、衛星放送受信アンテナ用のスイッチICの需要が拡大すると予想。現在、年産約1億台のLNBのうち、約1割を占めている4入力4出力対応が年率1割から2割伸びるとみて、4入力4出力スイッチICを月産10万個でスタートし、16年度30万―50万個に増やす計画。
新製品の4入力4出力スイッチICは、220ナノメートルプロセス、32ピンWQFNを採用した。入出力端子のピン配置を工夫。入力バッファ、スイッチ、出力バッファの各回路ブロックの場所も工夫。4入力4出力でIC内の素子、配線が増えるために生じる素子間、配線間の結合による信号の干渉を抑え、冗長回路を削減、4入力4出力スイッチICを1チップ化した。電源電圧3―5.3V、消費電流2.3mA、周波数範囲0.1―2.2ギガヘルツ、アイソレーション(デューティ比)25dBmin。
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