121225_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月25日 |
121225_02 |
テキサス・インスツルメンツ |
半導体集積回路 |
その他IC |
一般産業用 |
産業機器等向け正負の両電源駆動の高精度オぺアンプ
日本テキサス・インスツルメンツ(TI)は、 2ICインターフェイス互換の双方向アイソレータ(絶縁素子)製品2種を発売した。「競合製品に比べて消費電力を38%低減できる」(同社)。
価格は1千個購入時1.80ドルから。
新製品の「ISO1540」と「同1541」は、産業用機器で 2IC信号絶縁に必要となる通常16個以上のデバイスを不要にする。また、酸化シリコン膜絶縁バリアによるロジック入力と出力バッファを絶縁する独自の容量性絶縁技術を採用している。そのため、光カプラや電磁アイソレータと比べ、アイソレータの動作寿命を「3倍以上延長する」(同社)。
同1540は、複数のマスターを持つ用途向けに、クロックとデータの2本の絶縁双方向チャンネルを持つ。同1541は、シングルマスターの用途向けで、双方向のデータと片方向のクロックチャンネルを備えている。
両製品とも、5V動作時の最大電源電流は、8.5mA未満で、機器の発熱を抑えられる。伝搬遅延速度は最大62ナノ秒で高速なスイッチング速度を実現している。過渡耐性は、1マイクロ秒当たり±50kV(代表値)で、過酷な動作環境での信頼性向上にも貢献する。
そのほか、デバイスのラッチアップを防止し、信頼性の高い動作を実現するオフセット回路構成により、デバイス内で絶縁双方向通信を実現している。
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