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日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月21日 |
121221_01 |
ルネサスエレクトロニクス |
半導体集積回路 |
専用IC |
移動体通信機器用 |
モバイル機器向けリチウムイオン電池充電制御IC
ルネサスエレクトロニクスは、デジタルカメラやスマートフォンなどモバイル機器向けに、大電流急速充電に対応したリチウムイオン電池充電制御ICのサンプル出荷を開始した。
2.47ミリメートル角サイズの超小型パッケージを実現しながら、高効率の2A充電が行える。サンプル価格は320円で、量産は13年1月から、8月には月産50万個の生産を見込んでいる。
新製品「R2A20057BM」は、1セルのリチウムイオン電池を充電する充電制御IC。同電池を搭載するデジカメ、スマホなどは、多機能化で使用する電流量が増加。電池も大型化し、充電に必要な電流も増加させる必要性が増している。
大電流充電を行うには、パワーMOSFETや拡充受動部品など搭載数が増える上、充電ICの発熱も増えるため、大型の放熱機構が必要となった。
これに対し、新製品は高耐圧の微細加工プロセス技術と、ウエハーレベルパッケージ技術により2.47ミリメートル角の世界最小クラスのサイズを実現した。
また、2メガヘルツ の高速スイッチング対応パワーMOSFETを採用し、外付けインダクタを小型化できるようにした。
25Vの高い入力耐圧に対応するとともに、過電圧保護回路を内蔵し、外付けの保護回路が不要となる。
そのほか、電池に充電しながら、システムへの電源供給パスの制御も可能。USBからの電源供給時などの入力電流が制限された状態で、システムへの給電を優先して充電電流を調整する「自動負荷配分機能」も内蔵している。
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