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日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月19日 |
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サムスン電子 |
ユニット |
記憶ユニット |
移動体通信機器用 |
次世代64ギガバイトの組込みマルチメディアカード(eMMC)
【ソウル支局】韓国のサムスン電子はこのほど、回路線幅10ナノメートル級の微細プロセス技術を適用した次世代64ギガバイトeMMC(組込みマルチメディアカード)「Pro Class2000」を発表した。8月に量産を開始した現行の64ギガバイトeMMC「Pro Class1500」に比べて、性能、生産性ともに30%向上している。
eMMCは、スマートフォンやタブレットなど最新モバイル機器の主要メモリーコンポーネンツ。高性能・大容量eMMCを搭載することで、モバイル機器でフルHD動画など大容量・高解像度コンテンツを視聴できるようになるほか、Web閲覧やゲーム、リッチアプリケーションの駆動など、より充実したユーザー体験を提供する。
サムスンの新eMMCは、自社の10ナノメートル級技術を使用した高性能64ギガビットNAND型フラッシュメモリーをベースとする。
米電子工業会(EIA)の下部組織であるJEDECの最新eMMC規格4.5に準拠する、現行世代20ナノメートル級プロセス適用64ギガバイトeMMC「Pro Class1500」の性能を大きく上回り、ランダムデータ読み出し/書き込み5千/2千IOPS(入出力/秒)。連続データ読み出し速度毎秒260メガバイト、書き込み速度毎秒50メガバイト。読み/書き速度毎秒24/12メガバイトの「Class10」対応外付けメモリーカードと比べると、最大10倍の高速性能となる。
サイズは11.5×13ミリ。現行製品比で20%の小型化を実現。大画面・薄型に人気が集まる最新モバイル機器に最適のメモリー製品。
サムスンは、来年にも新eMMCを業界標準として採用するようJEDECに提出する予定。
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