121022_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月22日 |
121022_03 |
ルネサスエレクトロニクス |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
マイコンなど向けSWレギュレータとLDOの1パッケージ化電源IC
ルネサスエレクトロニクスは、マイコンなど向けの電源ICとして、スイッチングレギュレータとLDO(低飽和型レギュレータ)を1パッケージ化した「RAA23021Xシリーズ」を開発し、サンプル出荷を開始した。
電源回路の部品点数を半減し、待機時電力を大幅に削減できる。
新製品シリーズは、産業機器、OA機器、民生機器、通信機器などの用途で、マイコンやその周辺デバイスへ電力の供給制御を行う電源IC。降圧回路に必要なスイッチングレギュレータとLDO、出力パワーMOSFET、位相補償部品、放電回路を集積する。
自己の消費電流を25μAに低減する超低消費モード機能を搭載し、同社従来製品比で90%以上消費電力を削減できる。
電源投入シーケンスの仕様に対応させるため、新製品では3パターンのシーケンスを端子設定により、簡単に選択できる。
新製品シリーズは、5品種。いずれも入力電圧範囲3.0―5.5Vで、最大出力電流はスイッチングレギュレータ(動作周波数1メガヘルツ )部は3A、LDO部が0.5A。出力電圧1.8V、2.7V、3.0V、3.3V固定の4品種、可変品(入力電圧×0.8―0.9V)1品種がある。パッケージは、20ピンHTSSOPを採用している。
量産は13年2月からを予定し、13年10月に月産100万個を計画する。
ルネサスでは、停電時に備え、バックアップバッテリへの切り替え機能を内蔵した製品を12月にサンプル出荷する予定のほか、4チャンネル出力の製品開発も進めている。 |