121010_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月10日 |
121010_04 |
村田製作所 |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
920MHz帯のSub-GHz帯無線通信モジュール
村田製作所は、Sub―Gヘルツ帯無線通信モジュールを開発し、13年初めまでに小松村田製作所(石川県小松市)で量産を開始する。
中期経営計画で自動車、ヘルスケア・メディカルとともに重点市場に位置付けている環境・エネルギーの新規市場開拓の一環。ギガヘルツ帯無線通信モジュールは量産しているが、920メガヘルツ 帯のSub―Gヘルツ帯無線通信モジュールの量産は今回が初めて。
成長市場のHEMS、BEMS、GEMS、M2Mコミュニケーション、ワイヤレスセンサーネットワーク、スマート ユーティリティ ネットワーク、ホームオートメーションコントロールの需要を見込む。まず、日本市場向けに供給を開始、続いて米国市場向けに供給する。
新開発のSub―Gヘルツ帯無線通信モジュールは周波数920メガヘルツ 帯を使用し、GFSK変調方式を採用した。周波数2.4ギガヘルツ のWi―Fi、ZigBee、Bluetoothに比べ伝送距離が長く、障害物などの回折性が高い。メッシュネットワークトポロジー対応のため、マルチホッピングで通信距離を伸ばせ、無線通信の信頼性を向上できる。
トランシーバ、マイコンをモジュール化したオールインワンタイプ。アンテナも内蔵した。外形寸法30×20×2.7ミリメートルと業界最小クラスの省スペース設計。実装方式はボード・ツー・ボードコネクタ接続または表面実装。
▽周波数範囲920.6―928.0メガヘルツ ▽送信出力20mWmax▽動作電圧2.2―3.6V▽ARIB STD―T108、IEEE802.15.4g/e▽TELEC電波法認証取得済み。
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