121002_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月2日 |
121002_03 |
ルビコン |
受動部品 |
コンデンサ |
一般産業用 |
高耐圧の巻回形導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ
ルビコンは、高耐圧化を実現した巻回形導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ「PZAシリーズ」を開発した。既にサンプル対応中で、量産は13年5月を予定している。
固体アルミ電解コンデンサの高耐圧化を実現する上で、最も重要な技術はポリマー技術と製造技術。同社では、新ポリマー技術の採用と、新ポリマーを効率よくコンデンサ内に取り込む製造技術を開発したことにより、従来の導電性高分子コンデンサより高耐圧の商品化が可能となった。
現在、最も低インピーダンス、高リプル電流となっている非固体電解コンデンサの63V同サイズ品(同社ZLHシリーズ)とPZAを比較すると、インピーダンスは約5分の1に低減、許容リプル電流は約3.5倍に向上している。
また、同シリーズは非固体電解コンデンサと同等性能以上のリプル電流・インピーダンスを2ランク以上小型化しても可能であり、機器の小型化・高性能化が実現できる。
サイズは、φ6.3×7―φ10×12.5ミリメートル。35―63V定格で10―150μFをカバー。保証寿命は3千時間。
各種用途の電源平滑用として最適。また、高信頼性機器の制御回路・高速応答性を求められる制御回路など一般・特殊回路にも適しており、制御基板の小型化にも大きく寄与する。 |