120926_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月26日 |
120926_02 |
パナソニック プレシジョンデバイス |
光関連部品 |
光部品、光モジュール |
一般産業用 |
マイクロプロジェクタ向け1W出力グリーンレーザーユニット
パナソニック プレシジョンデバイス(熊本県和水町)は世界最小の1Wグリーンレーザーユニットを開発した。13年1月からサンプル出荷を開始する。
マイクロプロジェクタに搭載可能な8.5×22.0×11.5ミリメートル(2.15t)、重さ7グラムと小型軽量。マイクロプロジェクタに搭載すれば100ルーメンクラスの高輝度化が可能。
電気エネルギーからグリーンレーザー光への変換効率も業界最高水準の10%を達成。機器の低消費電力化を図った。マイクロプロジェクタの光源向け小型レーザの輝度は、これまで40ルーメン程度が一般的だった
新開発の1Wグリーンレーザーユニットは波長532ナノメートル、出力1W(マルチモード、デューティ33%、120ヘルツ )。素子温度20―60度Cで安定的に動作する独自構造の波長変換素子を採用。約2tのユニットに仕上げた。
また、レーザー光が波長変換素子を通過する際、材料構造の不均一による減衰を抑えるため、均質性を高めた構造形成手法を開発し、赤外レーザー光からグリーン光への変換効率を向上。電気エネルギーからグリーンレーザー光への変換効率を同社従来品の4―5%から10%に高め低消費電力化を実現した。
小型、薄型光ディスクドライブ開発で培った精密光学系設計技術による効率的な放熱構造を、小型筐体内で実現。同社従来比140%の1W出力のグリーンレーザー光を安定的に得ることができる。 |