120925_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月25日 |
120925_03 |
ニチコン |
受動部品 |
コンデンサ |
自動車機器用 |
135度C2千時間保証チップアルミ電解コンデンサ2シリーズ
|
ニチコンは、業界初の135度C2千時間保証、-40度C ESR規定のチップアルミ電解コンデンサ「CXシリーズ」と、業界最小の低インピーダンス規定のチップアルミ電解コンデンサ「CMシリーズ」を開発した。
CXシリーズは車載用途、特にエンジンルーム内のECU向けに適した高温度対応、安定した低温ESR挙動を実現した。CMシリーズはデジタル家電、車載用途の105度C2千時間保証の小型化、高容量化に応えた。
ともに10月にサンプル出荷を始め、13年4月からニチコン岩手(岩手県岩手町)で量産を開始する。サンプル価格は100円/個から。
CXシリーズは新規のセパレータ、新開発の低蒸散性溶媒を用いた電解液を採用。使用部材の組み合わせを最適化し、これまで125度C2千時間保証だった10φ以下のチップアルミ電解コンデンサで業界初の135度C2千時間保証を実現した。初期および耐久性135度C1千時間後の-40度C ESR(100キロヘルツ )規定に準拠。これまで125度C2千時間保証(100キロヘルツ )で初期0.2Ω、1千時間耐久性試験後4.5Ωだった。エンジンルームを含めた車載用途向けにシリーズ全て耐振動構造にした。
▽定格電圧範囲10―35V▽定格静電容量範囲47―470μF▽製品寸法φ6.3×10L、φ8×10L、φ10×10Lミリメートルの3サイズ▽135度C2千時間保証ESR(-40度C100キロヘルツ )φ6.3×10L初期0.25Ω/1千時間耐久性試験後15Ω、φ8×10L同0.2Ω/同12Ω、φ10×10L同0.15Ω/同10Ω。 CMシリーズは新規セパレータ、高倍率陽極箔を採用。使用部材の最適組み合わせにより、105度C2千時間保証で小型化、高容量化を実現。セット機器当たりの員数削減、省スペース化、高効率化を可能にした。
同社従来定格電圧10V、φ4×5.8L品で定格静電容量33μFだったのを68μFに、10V、φ8×10L品で定格容量680μFだったのを1千μFに高容量化した。インピーダンスも10Vφ8×10L品で0.08Ωから0.06Ωに低減。同社従来品は105度C2千時間保証でφ4×5.8L―φ10×13.5Lミリメートル、定格電圧6.3―35V、定格静電容量10―2200μF。
▽定格電圧範囲6.3―50V▽定格静電容量範囲10―2200μF▽製品寸法φ4×5.8L―φ10×10Lミリメートル(6サイズ)。 |