120822_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月22日 |
120822_02 |
アナログデバイセズ |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
低電力の心拍モニター向けアナログ・フロントエンド
米アナログデバイセズ (ADI)は、低電力の心拍モニター向けアナログ・フロントエンド(AFE)「AD8232」を開発、医療機器分野への販売攻勢を掛ける。
同AFEは、競合メーカーの製品より50%小型化され、最大20%消費電力が少ない。この結果、少ない消費電力、サイズの小型化、優れた実装密度などにより、医療器具の設計者はパーソナル健康管理や遠隔医療監視などにおいて、外部で使用できる心拍計や心臓監視関連機器の開発が可能になる。
また、同AFEは救急装置、携帯もしくは着脱可能な監視装置、遠隔監視装置などに必要とされるECG(心電図)の信号条件に合致するよう特に設計された。
従来の多くの統合型ソリューションに採用されているトポロジとは異なり、AD8232は2ポールのハイパスフィルターを搭載している。このハイパスフィルターは、同AFEの計装増幅器構造などと一体化されている。計装と利得増幅器に加え、今回のAFEはリファレンスバッファやシャットダウン機能を搭載した。
180μAの供給電流、4×4ミリメートル、20ピンLFCSPパッケージ、3ポール調整可能ローパスフィルターおよび利得増幅器などを特徴とする。動作温度はマイナス40―85度C。
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