電波プロダクトニュース



120814_02
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
8月14日 120814_02 ザイリンクス 半導体集積回路 セミカスタムIC 一般産業用

1GHz動作実現のARMプロセッサ搭載の新FPGA


 米ザイリンクス社は、1ギガヘルツ 動作を実現するARMプロセッサ搭載FPGA「Zynq―7000 All Programmable SoCファミリ」を発表した。

 従来に比べてプロセッサ動作周波数を25%高めたほか、小型パッケージ品の追加を行った。
 Zynqファミリーは、ARMプロセッサと、プログラマブルロジックを1チップに混載している。プロセッサとロジックの統合により、2チップ構成に比べ接続性能を高め、消費電力を抑制するなどの利点を発揮する。

 今回発表した製品は、動作周波数を1ギガヘルツ に高めたARMデュアルコアCortex―A9MPCoreを搭載したZynq―7045。500万以上のASICゲート数相当のロジック(35万ロジックセル)、16個の毎秒12.5ギガビットシリアルトランシーバを搭載。最大で1334GMACSのDSP性能を実現する。

 PCI Express Gen2×8ハードブロックまたは、同Gen3×8ソフトIPコアに加え、DDRモードで毎秒1.6ギガビットLVDSインターフェイスをサポートし、最大毎秒1866ビットのDDR3メモリーインターフェイスに対応するSelectIO技術も備える。

 同―7045は、既に一部顧客向け出荷を開始しており、10―12月には出荷対象をさらに広げる予定。

 ザイリンクスでは、13ミリメートル角サイズの小型パッケージ(CLG225)版のZynq―7020、同―7010も発表。産業向けモーター制御や画像処理、カメラベースの運転支援システム、携帯型医療用画像処理装置などでの採用を見込んでいる。



| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |