120806_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月6日 |
120806_02 |
ヨコオ |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
一般産業用 |
アナログICのWLCSP検査用狭ピッチ・ケルビン用プローブ
ヨコオは、アナログICのWLCSP検査用に、高精度な電圧測定が可能な「狭ピッチ・ケルビン検査用プローブ」を開発、製品化した。
ケルビン測定用に、一つの被測定端子にコンタクトさせるフォースピンとセンスピンとのピッチ(ケルビンピッチ)を25マイクロメートルと同社従来品の半分に短縮した。今秋から市場に本格投入する計画。
スマートフォンなどの携帯情報端末の小型・薄型化に伴って、機器に搭載される電源IC、スイッチICなどのアナログICも小型化が進み、端子間ピッチは従来の0.5ミリメートルから0.4ミリメートルが主流になってきている。
特に、電源ICでは電源電圧の低電圧化に伴い高精度な電圧測定が、スイッチICでは大電流化、高周波化による低抵抗化に伴い、高精度な抵抗値測定が要求される。このため、これらアナログICのWLCSP検査工程では、より高精度な測定が可能なケルビン測定法(4端子測定)が多用される傾向にある。
被検査ICの検査端子が0.4ミリピッチとなると、基板上のはんだボール径は0.2ミリメートル以下になる。そこへ2本の測定用プローブをコンタクトさせるには、プローブの打痕などはんだボールへのダメージを考慮すると極力はんだボール中心部分にコンタクトさせる必要があり、ケルビンピッチの極小化が求められる。
同社はこうしたニーズに対応し、より小さいはんだボール径(φ0.15ミリメートル以下)への検査ニーズに対応する、ケルビンピッチを25マイクロメートルに短縮した製品を製品化した。
狭ピッチ・ケルビン検査用プローブの概要は、適用IC端子ピッチ0.5―0.35ミリメートル。ケルビンピッチ25マイクロメートル。使用長6.35ミリメートル。ストローク0.2ミリメートル。電流容量600mA。
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