120731_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月31日 |
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東光 |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
移動体通信機器用 |
既存のインダクタ「DFE Cシリーズ」に追加サイズ、低直流品等
東光は、12年末までにメタルアロイパワーインダクタの生産能力を現在の月産1億4千万個から同1億8千万個に拡大する。スマートフォンをはじめ、タブレットPCなどで受注が活発化しているため。同時に同インダクタ「DFEシリーズ」の製品系列を拡充し、さらに用途拡大を目指す。
メタルアロイパワーインダクタは、メタルアロイコアを使用し、独自の磁気設計、巻線工法などを融合することによって、小型、低背で、大電流対応を実現したしたもの。また、シールド性に優れ、高密度実装化でのノイズ干渉を抑制。高周波スイッチングでの高効率化、耐温度上昇性に優れるなどの特徴を有している。そのため、スマートフォンなどのDC―DCコンバータ用パワーインダクタとして搭載が広がっている。
同社は、中国・深土川の華建電子、ベトナム・ダナンの越華電子の2工場で量産。現在、華建電子での2.5×2ミリメートルサイズ品を中心に量産しており、今後シリーズの拡充と合わせて、両工場で、約30%の増産対応を展開することにした。
2サイズを追加
今回、シリーズ拡充を図るのは、特性、性能面での新たな要求に応えるもの。既存の「DFE Cシリーズ」に新たに2×1.6ミリメートルと3.2×2.5ミリメートルサイズを追加した。
特性面では、既存品に比べて直流抵抗を約20%改善した低直流タイプ「DFE Rシリーズ」と高周波スイッチングに対応し、既存品に対して5%の効率改善した高効率タイプ「DFE Aシリーズ」を戦列化した。いずれも12月までには量産を開始する。
さらに既存品の特性を維持して、高密度実装化を推進するL字電極タイプ「DFE Lシリーズ」を開発。13年上期末からの生産を計画している。
同社では引き続き、小型、低背化に向けての新製品開発を加速していく。
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