120726_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月26日 |
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パナソニック デバイス |
接続部品 |
スイッチ・リレー・ヒューズ |
移動体通信機器用 |
モバイル端末の入力デバイス向けアクチュエータ付きタクティールシート
パナソニック デバイス社は、スマートフォンなどの高機能モバイル端末の操作用入力デバイスとして製品高さ0.35ミリメートルの業界最薄レベルの薄型アクチュエータ付きタクティールシートを開発した。7月からサンプル出荷を開始、8月に月産30万シート(20キー換算)で量産を始める。メタルドームとベースシートの間にアクチュエータを設ける新構造を採用し、厚さ0.03ミリメートルのベースシートと厚さ0.10ミリメートルの構成を実現、機器の薄型化に貢献した。
同社従来品で厚さ0.05ミリメートルだったベースシートを0.03ミリメートルに薄くし、直径φ1.5ミリメートル、厚さ0.19ミリメートルだったアクチュエータを直径φ1.2ミリメートル、厚さ0.10ミリメートルに小型化。
しかも、これまでベースシートの上にアクチュエータを設ける構造だったのをメタルドームとベースシートの間にアクチュエータを設ける新構造にした。
これらにより、製品高さを同社従来品より約25%低い、0.35ミリメートル(押し力1・6N仕様の場合)に抑えた。また、同社従来品ではアクチュエータをベースシート上面に接着剤で固着していたため、アクチュエータ直径をφ1.5ミリメートルより小径化することが難しかった。今回独自のアクチュエータ実装技術と、独自のメタルドーム形状とφ1.2ミリメートルの小径アクチュエータの採用で機器のスイッチ感触も向上できた。押し力1.0―2.0N、動作寿命100万回。
スマートフォン、タブレットPCなどの高機能モバイル端末の小型化、薄型化、多機能化に伴い、メニューキーやサイドキーなどの操作用入力デバイスとして搭載されるアクチュエータ付きタクティールシートは薄型で、かつ好感触が求められている。
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