120724_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月24日 |
120724_01 |
TDK |
ユニット |
記憶ユニット |
一般産業用 |
高信頼のSLCタイプの産業用SD/マイクロSDカード
TDKは、高信頼のSLC(シングル・レベル・セル)タイプのNAND型フラッシュメモリーを搭載した産業用SDカード/マイクロSDカードを8月に発売する。
高度な書き込み分散化機能も搭載し、1ブロック当たり5万回の書き換え耐性を実現した。高い信頼性が要求される各種産業機器をはじめ、ドライブレコーダやIT機器など幅広い用途を見込み、月産5万個を計画している。
8月発売のSDカード「MMGBAシリーズ」とマイクロSDカード「MUGBA」シリーズは、産業機器分野などで要求される「高信頼性」を追求した製品。産業用SSDや、同コンパクトフラッシュカードを展開してきた技術ノウハウをSDカードにも応用した。
搭載するNANDメモリーは、民生向けSDカードで使用されるMLC(マルチ・レベル・セル)タイプより数十倍の寿命を持つSLCタイプを採用する。
また、メモリーコントローラ部に、書き込みブロックを平準化する「全領域グローバルスタティックウェアレベリング」機能を搭載し、NANDメモリーの寿命を最大化した。8ギガバイト品の場合、約15億回の書き換えが可能で、1秒間に5回の書き換えを行っても10年間の書き換え寿命が期待できる。
新製品には、TDK独自の「対電源遮断アルゴリズム」を搭載。電源遮断時に書き込み対象データ以外のデータが破壊される「巻き添えエラー」の発生リスクを低減する。
さらに、SDカードの寿命を把握できる無償の寿命診断ソフト「TDK SMART」も提供。的確な寿命把握が行え、的確、効率的な交換などメンテナンスを容易にする。
容量は、SDカードのMMGBAシリーズで512メガバイト品から16ギガバイト品まで、マイクロSDカードのMUGBAシリーズで1ギガバイト品と2ギガバイト品をそろえる。
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