120516_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月16日 |
120516_01 |
アルプス電気 |
接続部品 |
スイッチ・リレー・ヒューズ |
自動車機器用 |
車載向けフィメールコネクタ端子付き2方向検出スイッチ
アルプス電気は、フィメールコネクタ端子付き2方向検出スイッチ「SSCLシリーズ」を開発した。今月からサンプル出荷を開始する。
新製品は、自動車のドアラッチやドアロックの検知に適したレバータイプである。このスイッチは、2方向検出レバータイプでは業界初となるフィメールコネクタ端子(凹端子)付きで、差し込むだけで接続が完了する。
サンプル価格は税込み90円、量産は11月からアルプス・マレーシアで予定しており、15年8月には月産120万個を計画している。
SSCLシリーズは、2本のガイドピンとフィメールコネクタと接続する3本の信号ピンに製品を差し込むだけで接続され、組み立ては手作業でも自動機でも対応可能。手作業においても作業スキルに左右されず、安定した品質と効率を得ることができる。
フィメールコネクタは、信号ピンを両面から挟み込む両面しゅう動接点方式が採用されており、衝撃や振動などに対して高い接続信頼性を誇る。このため、車載用途のほか、産業用機器、事務機、白モノ家電に適している。
製品の主な仕様は、最大定格100mA・直流12V、最小定格50μA・直流5V、片側最大傾斜角度36度、最大作動力0.7N、動作寿命5万回、外形寸法11.0×16.1×5.3ミリメートル。
同社では、精密加工技術や成型技術、シミュレーション技術を生かして製品展開を行っている。車載用のフィメールコネクタ端子タイプでは、水平方向と垂直方向の2方向動作タイプ「SSCWシリーズ」、プッシュによるマイクロスイッチタイプの「SPVQ5シリーズ」、2方向検出タイプでははんだ付けによる「SSCFシリーズ」、防水レバータイプの「SSCNシリーズ」が製品化されている。
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