120424_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月24日 |
120424_03 |
積水化成品工業 |
電子材料 |
電子材料 |
自動車機器用 |
自動車向け耐熱性10%アップ、倍率40倍の新規ピオセラン原料
積水化成品工業は、自動車向けに同社従来品に比べ耐熱性を約10%、倍率を同2倍の40倍に高めた新規ピオセラン原料を開発し、今年度から大手自動車メーカー向けに本格量産する。
ポリスチレンとポリオレフィンの複合樹脂発泡体で、独自のポリマーハイブリッド化技術により様々な機能を持たせることができるピオセランは、日本の自動車メーカー各社の下肢部衝撃吸収体、ドアパッド、バンパーアブソーバ、かさ上げ材、シート芯材、ツールボックスなどに採用されている。
同社は今回、ピオセランの耐熱性、倍率を高めたことで、軽量化による燃費削減、省資源などの環境配慮やコストダウンに貢献できる、としている。
EPPと比較して曲げ強度、圧縮強度も同社従来品より上げ、肉抜きなどによる軽量化が可能。耐燃焼性に優れた新グレードを加えることにより、耐燃焼性が必要な鉄道車両や航空機での採用が期待できるとみている。
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