120302_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月2日 |
120302_01 |
エヌピディア |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
移動体通信機器用 |
クアッドコアのアプリケーションプロセッサ「テグラ3」のスマホ版
【バルセロナ(スペイン)=姜特派員】当地で現地時間1日まで開催された「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2012」で、米エヌビディアはクアッドコアのアプリケーション・プロセッサ(AP)「テグラ3」のスマートフォン版を発表した。
同APは、クロック周波数最大1.5ギガヘルツ。同社独自の「4コア・プラス1」アーキテクチャを採用しており、優れた性能と長寿命を実現した。
12コアGPU(画像駆動装置)を搭載することで、当社のデュアルコアプロセッサ「テグラ2」に比べ、性能が最大で5倍向上した。
今展示会では、同APを採用したスマートフォン(エヌビディアは「スーパーフォン」として紹介)として、台湾HTC製の「ワンX」、韓国LGエレクトロニクスの「オプティマス4X HD」、中国ZTE(中興通訊)の「Era」、富士通の「ウルトラ・ハイスペック・スマートフォン」、中国K―タッチの「トレジャーV8」などが披露された。
エヌビディアは昨秋、テグラ3のタブレット端末用(クロック周波数最大1.4ギガヘルツ)を発表しているが、MWCではこれを採用した東芝製7.7型および13.3型端末なども公開された。
また、エヌビディアのテグラ製品マーケティング担当、マット・ウェブリング部長は、昨年5月に買収した英アイセラのベースバンドチップを「テグラ」に統合する作業を進めており、13年にはシングルチップ(開発コード名=グレイ)としてメインストリーム市場に投入する考えを明らかにした。 |