120223_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月23日 |
120223_05 |
矢崎総業 |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
一般産業用 |
分岐部のモールドを小型化して敷設性を高めた「矢崎・スリムブランチ」
矢崎総業(矢崎信二社長)は、貫通穴に引っかかりやすい分岐部のモールドを小型化して敷設性を高めた「矢崎・スリムブランチ」を販売開始した。ブランチケーブルの使用性を高め、敷設・配線作業の改善によるコストダウン寄与を訴求する。
ブランチケーブルは、ビルの電気配線図に基づき、電線工場内であらかじめ幹線と分岐線を接続し、モールドによる絶縁処理を施したケーブル加工製品。
今回の新製品は、分岐部のモールドを業界最小に小型化した。モールド部が小さいため、建物の貫通穴を小さくでき、穴に充填(じゅうてん)する耐火処理剤の利用量も削減できる。同社が開発した「やわらか電線(CVT)」を矢崎・スリムブランチに使用しているため取り回しが良く、配電盤接続作業が安全に行え、作業時間の短縮が可能。
JIS準拠品。幹線が150平方ミリメートルの分岐線38平方ミリメートルの場合、モールド部の直径は10ミリメートル細くなり、体積比では37%ダウンを実現する(全サイズ直径で5―15ミリメートル、体積比平均で約37%の小型化を実現)。リフォームでの階壁貫通穴の拡張工事が不要になり工期短縮が図れる。
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