120208_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月8日 |
120208_01 |
パナソニック デバイス |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
移動体通信機器用 |
低直流抵抗のパワーチョークコイル「PCC-M0512W」シリーズ
パナソニック デバイス社は業界トップレベルの低直流抵抗のパワーチョークコイル「PCC―M0512Wシリーズ」を開発し、量産を開始する。
スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機向けHDD、電子書籍、ゲーム機などのDC/DCコンバータ回路向けに供給する。インダクタンス0.47/3.3/4.7μHを2月から、同1.0/2.2μHを4月からそれぞれ量産する。月産200万個でスタートする。サンプル価格50円/個。
独自の丸線コイル、薄型端子、メタルコンポジットコアの一体構造で低背化と業界トップレベルの低直流抵抗を実現した。外形寸法縦5.4×横5.15×高さ1.2ミリメートル。高さは同社従来品より0.65ミリメートル低くした。直流抵抗はインダクタンス0.47μH品で15.5mΩ(定格電流5.5A)/1.0μH品で33.0mΩ(同4.4A)/2.2μH品で55.0mΩ(同3.4A)/3.3μH品で80.0mΩ(2.8A)/4.7μH品で117.0mΩ(同2.2A)。
直流抵抗を低減できる独自の巻線工法と端子の接続構造、一体化されたコア内で銅線の容量を最大化する独自構造を採用。丸線コイルの線積率を向上し、業界トップレベルの低直流抵抗を実現した。
また、独自のメタルコンポジットコアを構成している金属磁性粉末の粒径サイズや組成を最適化し、高周波での低損失化を図った。金属磁性粉末を用いることにより、飽和磁束密度が高くなり、大電流の対応が可能。各種機器の駆動電源回路の高効率化、大電流化が図れる。
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