電波プロダクトニュース



120203_04
 
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
2月3日120230_04 七星科学研究所 光関連部品 光部品、光モジュール 一般産業用

アナログ信号を光ファイバで伝送する光通信装置


 七星科学研究所(埼玉県狭山市、鈴木芳久社長)の七星科学開発センターは、アナログ信号を光ファイバで伝送する光通信装置を今月から販売開始する。

 同社は映像用光通信装置3機種を販売している。最近は音声信号や計測信号といった映像信号以外の用途での要望が多く、顧客のニーズに応えて開発した。

 新製品は、周波数1ヘルツ ―6.5メガヘルツ 、電圧幅2Vp―pのアナログ信号に使用できるため、音声信号から映像信号まで幅広く対応できる。従来の映像専用品に比べ、体積比2分の1減、重量比35%減の小型版で、機器への容易な組み込みが可能となる。  型名は「VPT―205SC」(送信機)と「VPR―205SC」(受信機)。最大通信距離10キロメートル(シングルモードファイバ使用時)。電源電圧DC5V。適用光ファイバは、シングルモードファイバ(SM10/125)/マルチモードファイバ(GI50/125)(伝送距離3キロメートルまで)。

 適合光コネクタは、SCコネクタ。DP(微分位相)値5度以下。DG(微分利得)値5%以下。SN比マイナス57デシベル以下。製品サイズは、49.4×32.2×高さ17.9ミリメートル(突起部、取り付け板含まず)。RoHS指令対応。

 価格は送信機・受信機セットで9万5千円を予定している。計測器業界やセキュリティ業界などをターゲットに、初年度100セットの販売を目指す。

 同製品の開発では、首都圏産業活性化協会(TAMA協会)で協力関係にある東邦電子(埼玉県日高市、宮武清治社長)と、同社のグループ会社の沖電気コミュニケーションシステムズの協力も得た。。


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |