ゼロベゼル型やマルチタッチ対応型LCDタッチモニター5種

　TEコネクティビティグループのタッチパネル・システムズ（横浜市港北区、岡本実会長兼社長）は、最新の超音波表面弾性波方式ゼロベゼルタッチパネル「iTouch（アイタッチ）」、およびマルチタッチ対応の投影型静電容量方式タッチパネルを採用した、LCDデスクトップタッチモニター5種類の販売を開始し、製品ラインアップを大幅に拡充する。

　製品は、LCDデスクトップタッチモニターのスタンダードモデル「1515L」（15.0型）と「1715L」（17.0型）では投影型静電容量方式タッチパネルを採用したモデルを、ワイドモデル「1519L」（15.6型ワイド）、「1919L」（18・5型ワイド）、「2201L」（21.5型ワイド）では「iTouch」を採用したモデルをそれぞれ発売する。

　投影型静電容量方式タッチパネルは、スマートフォンなどで多く採用されており、マルチタッチに対応するほか、シームレスな画面デザインと優れた耐水性・耐傷性、軽い操作感が特徴のタッチパネル方式。

　iTouchは、過去20年以上の実績があり、美しい画面と優れた耐久性・信頼性、正確なタッチ反応が特徴となっている同社の超音波表面弾性波方式タッチパネル「インテリタッチ」をベースにしたタッチパネル技術。

　タッチの検出素子をタッチパネル裏面に取り付け、モニター表面の画面とベゼル（枠）の段差のないフルフラット表面（＝ゼロベゼル）を実現した。

　用途は、POSシステム、情報端末、キオスク端末、デジタルサイネージなどの店舗・流通分野や、接客サービスのアプリケーション向けタッチソリューションなど。