120103_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月5日 |
120103_01 |
ディジ・インターナショナル |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
環境・ヘルス関連等の用途向け有線・無線モジュール
米ディジ・インターナショナル社の日本法人は、エネルギー監視、環境関連データ収集、ヘルスケア・介護用途に適した有線・無線モジュール製品を拡充する。12年は、フリースケール社製プロセッサ「i・MX53」や「同28」搭載モジュールなどを投入する予定。また、日本国内で7月から利用が可能となる、920メガヘルツ 帯無線対応製品の発売も予定している。
同社は、産業機器やOA機器など、非民生機器用途で有線・無線通信機能を実現する組込みボード/モジュールを提供。さらに各種通信間を接続するゲートウエイなどのボックス製品やクラウド環境も提供。M2M(機械間通信)システムに必要な機器、環境を全てそろえる。
主力の組込みモジュール製品では12年も積極的な製品投入を行う。最も処理性能が高く、各種通信を実現するモジュールシリーズ「ConnectCore」でARM Cortex―A8コアベースのプロセッサ「i・MX53」搭載品を発売する。前世代の「i・MX51」搭載品は既に国内顧客でも複数の採用が決定し、12年から本格量産がスタートする。
また、手軽にZigBee対応を可能にする小型モジュール「XBee」シリーズでは、無線LAN対応品の拡充を実施。同一フットプリントのモジュールで「ZigBee」「無線LAN」の通信が選べる環境が整い「様々なM2M用途に対し、提案の幅が広がった」(日本法人・江川将峰ゼネラルマネージャー)とする。
さらに、920メガヘルツ 帯無線に対応した製品も「夏までに投入する計画。通信プロトコルの標準化などが進められている段階でもあり、標準化の動きを見極めて製品化していく」という方針だ。
このほか、12年はフリースケール社のARM Cortex―M4ベースマイコン「Kinetis」搭載モジュールなどの発売も計画している。
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