インテルCore i7 2715QE搭載のCOMExpress CPUモジュール

　【岡山】産業用コンピュータシステムの開発・製造・販売メーカーであるアドバネット（岡山市、栗原和也社長）は、インテルの新しいプロセッサＣｏｒｅ　ｉ７　２７１５ＱＥを搭載したＣＯＭ　Ｅｘｐｒｅｓｓ　ＣＰＵモジュール「Ａｄｂｃ８０３４」を開発した。４月から受注を開始する。

　 Ａｄｂｃ８０３４は、ＰＩＣＭＧの規格であるＣＯＭ　Ｅｘｐｒｅｓｓに準拠しており、Ｂａｓｉｃ　ＭｏｄｕｌｅサイズでＴｙｐｅ２のピンレイアウトを有していることが特徴。Ｉｎｔｅｌ　ＱＭ６７チップセットとの組み合わせによって、高性能な処理機能と高度なグラフィックス機能をコンパクトに実現している。

　 ＣＰＵは３２ナノメートルプロセスで製造されたＳａｎｄｙ　Ｂｒｉｇｅコアによるクアッドコアチップであり、八つのスレッドを同時に実行可能。ＤＤＲ３メモリーは直付しＥＣＣに対応しているので、高信頼性と高性能が要求される組込みシステムに最適。ＯＳＷｉｎｄｏｗｓ７/ＷＥＳならびにＷｉｎｄ　Ｒｉｖｅｒ　Ｌｉｎｕｘに対応している。