110110_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月10日 |
110110_01 |
ルネサス |
半導体集積回路 |
専用IC |
移動体通信機器用 |
スマートフォン向けカメラエンジン用システムLSI
ルネサスエレクトロニクスは、スマートフォン・携帯電話向けカメラエンジンとして、業界最高水準の1600万画素に対応し、高速連写をサポートする新製品「CE150」のサンプル出荷を開始した。サンプル価格は4千円で、11年3月から月産100万個規模で量産を行う計画。
新製品は、1600万画素という業界トップクラスの高解像度での写真撮影と、1920×1080画素のフルHD動画撮影を可能にする組込みカメラ向けシステムLSI。
高画質のカメラに求められている連写処理に対応する点も特徴。内部処理方式を改善。1300万画素で画像を撮影した場合、従来品比5倍となる1秒間に15フレームの連写ができる。
従来、携帯電話のセンサーからカメラへの入力用インターフェイス2レーンだけだった「MIPI CSI―2」規格のカメラ用インターフェイスを、出力用に2レーンを加えて、合計4レーンを採用した。高精細な画像データを低電圧、低電磁波ノイズで転送できる。
ノイズ除去機能を改良したほか、ルネサス独自の1枚超解像技術「美解像」の採用で、従来よりも高品質で高画質な画像の撮影が行える。
オプションのファームウエアを搭載することで、手ぶれ補正や笑顔検出、オブジェクトトラッキングなどの機能にも対応できる。
同社では、新製品をスマートフォンを含む高機能携帯電話端末向けのカメラ用システムLSIに位置付け、積極的な拡販を展開する計画。「500万画素から1600万画素までのハイエンド携帯電話向けカメラ用LSIの市場で、09年度15%のシェアを12年度には30%へ高めることを目標に、さらにラインアップ拡充を図る」としている。
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