101223_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月23日 |
101223_01 |
三菱電機 |
ユニット |
入力・出力ユニット |
移動体通信機器用 |
W-CDMA携帯PCデータ端末用GaAs送信電力増幅器5種
三菱電機は、W―CDMA方式の携帯電話網を利用したPCデータ通信端末に搭載する高効率のGaAs送信電力増幅器5種を、11年3月から順次発売する。
新製品は、業界最高クラスの電力付加効率45%で低消費電力化と熱対策の軽減に貢献できる。また、デバイスは高効率動作と集積性に優れたHBTとHEMTを一体集積したGaAsBiFETを使用している。
世界で使用される主要な5周波数帯の製品をラインアップ。BA012F1はBand1(1920―1980メガヘルツ)対応、BA012F2はBand2(1850―1910メガヘルツ)対応、BA012F3はBand3(1710―1785メガヘルツ)対応、BA012F5はBand5(824―849メガヘルツ)対応、BA012F8はBand8(880―915メガヘルツ)対応。サンプル単価はいずれの品種も1千円。
携帯電話網のデータ伝送速度の向上に伴い、ノートPCに接続するカードタイプやUSBタイプのデータ通信端末の開発が盛んになっている。これらのデータ通信端末では、装置の小型化のニーズが強く、データ通信量増大に伴い平均送信電力が増大するため、送信用電力増幅器からの発熱の低減が課題になっていた。
新製品は出力電力をモニターするカプラーと利得切り替え用アッテネータを内蔵しながら、業界最高クラスの電力付加効率を実現した。なお、EU加盟国が規制するRoHS指令に準拠しているほか、ハロゲンフリーにも対応している。
ほかの主要仕様は、出力電力670mW(28.25dBm)、電力利得27―27.5デシベル(アッテネータにより13―13.5デシベルに切り替え可能)、外形寸法は3×3×1ミリメートル。
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