101125_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月25日 |
101125_02 |
アルプス電気 |
半導体素子 |
スイッチ・リレー・ヒューズ |
一般民生用 |
洗濯機等のタイヤル操作部用絶縁軸タイプのエンコーダ
アルプス電気は24日、洗濯機や電子レンジなどのダイヤル操作部に適した絶縁軸タイプエンコーダ「EC18A」を開発、今月から量産開始すると発表した。
白モノ家電の操作方法は国や地域で特色があり、日本はメンブレンスイッチによるボタン操作が主流だが、欧米はダイヤルを回して操作する機器が多く、こうした方法では、より確実な操作感や操作音が求められるため、これらを生み出す電子部品が必要となる。
新製品は、洗濯機や電子レンジのダイヤル操作部を想定し、エンコーダとしては60プラスマイナス20mN・mという大きなクリックトルクを備える。
これにより、ユーザーが操作する際、大きなダイヤルで確実な操作感を生み出すことが可能。明瞭な操作音も備え、周波数の高い音でユーザーに操作実行を伝える。
こうした感触や操作音を生み出す回転カムと板ばねの組み合わせを、長年培ったシミュレーション技術の応用で実現した。
水のある場所での使用を想定し、防水性能は水深1メートルの水中に30分間水没させても機能に影響がないIPX7準拠。信号によって操作ポジションを判別できるアブソリュートタイプ。12または16ポジションのバラエティを用意。
サンプル価格は200円(税込み)。中国・大連アルプス(大連市)で11年4月には月産20万個を予定。
外形サイズは、12ポジションが18.8×18.0×30.72ミリメートル(軸部分含む)、16ポジションが18.8×18.0×38.06ミリメートル(同)。動作寿命は3万回。
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