101109_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月9日 |
101109_04 |
パナソニック エレクトロニックデバイス |
変換部品 |
音響部品 |
デジタル情報家電用 |
廃家電品から抽出したポリプロピレンを使った環境配慮型スピーカ
パナソニック エレクトロニックデバイスは、業界で初めて、廃家電製品のミックスプラスチックから抽出したポリプロピレン(PP)を活用した環境配慮型スピーカを開発した。
11年1月から、量産を開始する。車載用スピーカ、薄型テレビなどのAV用スピーカとして供給していく。
スピーカのフレーム材料に再生PPを活用した。振動板、フレームの要求性能である剛性を満たし、軽量化を実現。樹脂フレームは曲げ強度を従来樹脂フレーム比50%向上し、85MPaにした。衝撃強度8キログラムセンチメートル/センチメートル、引っ張り伸び4%以上。
振動板は、比重0.40、音速2380メートル/秒、内部損失0.033。スピーカユニット重量をこれまでより10%軽くした。
ミックスプラスチックから高純度PPを抽出できる樹脂選別技術を背景にして、再生PPの活用設計技術および量産品質管理技術を確立し、再生PP活用の環境配慮型スピーカを開発した。
|