101008_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月8日 |
101008_02 |
日本電波工業 |
受動部品 |
フィルタ |
移動体通信機器用 |
小型・低背のWLPタイプSAWデバイス(フィルター/デュプレクサ)
日本電波工業は、モジュール搭載用に小型・低背のWLP(Wafer Level Package)タイプSAWデバイス(フィルター/デュプレクサ)を開発した。量産は11年中を予定。
新製品は、携帯電話・スマートフォンなどの携帯情報端末で無線部のモジュール化が進んでいることに対応した。同社ではマルチモード化、また複数のバンドへの対応のためマルチバンド化が進み、無線部が複雑化して、モジュール化が進展すると展望している。
従来のSAWフィルターのようなセラミックパッケージを用いず、SAWデバイスチップの圧電基板をそのままパッケージに利用したWLP構造を新たに開発し採用した。従来のフィルター特性はそのままで、従来パッケージの1.4×1.1ミリメートルサイズSAWフィルターを0.8×0.6ミリメートルサイズに小型化し、モジュール搭載に必須の高さ0.35ミリメートルの低背化を実現。
さらに、独自技術によってSiP(System in Package)、部品内蔵基板といったモジュールを製造するうえで加わるモールド樹脂充填の圧力に十分耐えるモールド耐圧性を有し、モジュール搭載用のニーズに応える。
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