100923_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月23日 |
100923_02 |
ナショナルセミコンダクター |
ユニット |
その他 |
一般産業用 |
65Vデュアルチャンネル/フェーズの同期整流降圧型コントローラ
ナショナルセミコンダクタージャパン(NSジャパン)は、高耐圧用途で基板スペースを節減する65Vデュアルチャンネル・デュアルフェーズ同期整流降圧型コントローラ「LM5119」を発表した。価格は1千個購入時4.05ドル。
新製品は、エミュレーテッド電流モード(ECM)制御方式を採用した同期整流降圧型コントローラ。最大65Vの高入力電圧をシングル、デュアルチャンネルの負荷電流の高い出力電圧に直接降圧できる。
用途は正確な電圧レギュレーションを必要とする要件の厳しい通信インフラ、産業用機器向け。これらの用途では、基板スペースと効率に対する厳しい要件に加え、変動幅が大きくなる可能性能ある高入力電圧を、高負荷電流、低出力電圧として降圧する必要がある。
従来は2つのDC/DCコンバージョン段を必要とし、第1のコンバージョン段では9―12V程度の中間バス電圧をレギュレート。その後、第2の段で20Aを超える電流を必要とし、最低で1Vと極めて低くなる可能性のある負荷電圧をレギュレートしていた。
新製品は、1つの入力電圧から2つの出力電圧に直接降圧することができ、効率低下を招き、最大2倍の部品点数を必要とする中間バスコンバージェンス段を不要にする。
ECM制御技術は、同社の特許技術で、非常に小さいデューティサイクルの正確な制御を可能にし、優れた過渡応答によってDC出力電圧の正確な制御を実現する。インターリーブスイッチング機能により、入出力容量を最小限に抑えながら、2つの出力を並列に接続し、最大40Aの負荷へ給電できる。
動作電圧範囲は5.5―65Vで基準電圧0.8V。負荷電圧を最低で0.8V、最大で入力電圧の90%まで降圧できる。動作周波数は50キロヘルツから750キロヘルツ。パッケージは5ミリ角サイズの32ピンLLPパッケージを採用している。
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