100922_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月22日 |
100922_03 |
テキサス・インスツルメンツ(TI) |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
移動体通信機器用 |
低消費電力実現の150MHz性能のDSP「TMS320C5504/5505」2種
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、150メガヘルツ性能のDSP(デジタルシグナルプロセッサ)として業界で最も低消費電力を誇る新製品2種を発表した。電池駆動機器向け。価格は1千個受注時6.2ドルから。
新製品「TMS320C5504」「同C5505」は、1.05V駆動時の動作消費電力が1メガヘルツ当たり0.15mW未満と業界で最も低い消費電力を達成。待機時消費電力も0.15mW未満に抑えている。
大容量オンチップメモリー(同C5505=320キロバイト、同C5504=256キロバイト)と複数の周辺回路を搭載し、従来品(C55x)と比べ、システムコストを2割以上削減できる。
ダイナミック・ボルテージ・スケーリングと周波数スケーリングにより、最適な周波数で電池を最大限使えるため、従来品比最大4割程度、バッテリ寿命を延長できる。
同C5504は、ハイスピードUSB2.0、I2Cなどのインターフェイスを搭載し、システムコスト削減重視の用途向け。同C5505は、最大1024ポイントのプログラマブルFFTハードウエアアクセラレータを搭載するなど、消費電力とシステムコストの双方の低減を目指す用途向けとなっている。
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