100916_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月16日 |
100916_04 |
ザイリンクス |
ユニット |
入力・出力ユニット |
一般産業用 |
TEDとの共同開発による放送機器用コネクティビティ・キット
米ザイリンクスは、国際放送機器展「IBC2010」(アムステルダム)で、東京エレクトロンデバイス(TED)と共同開発した放送機器用コネクティビティ・キットを展示、デモンストレーションを披露した。
コネクティビティ・キットは、低コストなFPGA「Spartan―6」を搭載し、コストパフォーマンスを追求しながらも、SDIをはじめとしてHDMI、DisplayPort、DVIなどのインターフェイスをサポートしている。同社では放送機器市場に投入する前に、様々なインターフェイスの評価を行えるとしている。
同社のベン・ラニアンシニア・マーケティング・マネジャーは、「当社のFPGAは、これまで多くの放送機器に採用されてきた。今年は、放送機器関連事業の売上高が倍増の勢いで伸びている」と話し、今回展示したコネクティビティ・キットなどの製品を充実させ、事業拡大を推進する考えを示した。
放送業界でも3Dがテーマの一つになっているが、「現在、市場に出ている3DテレビはFPGAが使われている。放送機器や3Dといった特定用途や限定的な数量の製品にはASICではなく、FPGAが使われる傾向がますます強まっている。放送機器側でも3Dが進めば、FPGAがより多く採用される好機になるはずだ」(ラニアン氏)。
今回のIBCでは、多くの来場者が同社のブースを訪れ、商談ベースの話も増えており、手応えを感じているという。
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