耐久性4倍の工作機組込み用小型封入スイッチ

　オムロン　スイッチアンドデバイス（岡山市中区海吉２０７５、谷口宜弘社長）は、工作機向け小型封入スイッチを開発し、あす１６日から発売する。

　 産業機械向けのリミットスイッチで、主に工作機の組込み用で、加工対象を固定するテーブルなどの位置検出用に供給する。オープン価格。１１年度２万個の販売を見込んでいる。生産は本社工場で行う。

　 独自開発のシール材料を採用し、クーラント環境での耐久性を飛躍的に向上した。

　 同社従来品比で４倍の業界最高クラスの耐久性の高いリミットスイッチを実現した。

　 接続はコネクタ接続（Ｍ１２）のため、配線メンテナンスの向上が図れる。同社小型封入スイッチＤ４Ｅシリーズと取り付け互換性を持たせた。定格ＤＣ３０Ｖ２Ａ、電気的耐久性ＤＣ３０Ｖ２Ａ５０万回。

　 ローラプランジャ形アクチュエータ、接触形式１Ｃ、使用周囲温度０―プラス７０度Ｃ。