100903_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月3日 |
100903_04 |
リニアテクノロジー |
ユニット |
その他 |
一般産業用 |
長時間タイミングアプリ向け高精度低周波クロック発生器「LTC6991」
リニアテクノロジーは、タイミングソリューション「TimerBloxファミリ」の第2弾として、長時間のタイミングアプリケーション向けに設計された高精度の低周波数クロック発生器「LTC6991」を発売した。価格は1千個受注時135円から。
新製品は、プログラム可能な高精度発振器と高精度回路、ロジックを組み合わせたデバイス。タイミングコンデンサ、水晶振動子、マイコンが必要なく、プログラムも不要。抵抗とコンデンサをベースとした一般的な発振器よりも精度と安定性が高く、消費電力が小さいなどの特徴を持つ。
LTC6991は極めて広い範囲で周波数を設定でき、1ミリ秒―9.5時間までのクロック周期が可能。インターバロメータ(定時撮影)、ウォッチドッグタイマー、周期的な起動タイマーなどを最小限の部品、手間で構成できる。
1―3本の抵抗を使用して周波数を設定でき、最大で1.5%未満の周波数誤差が保証されている。最初のサイクルにグリッチのない高精度の起動を、電源投入後500マイクロ秒以内で行う。
出力パルスを途中で切って、出力を「H」または「L」状態に保持するリセット機能も備える。リセット入力と出力信号の極性は、アクティブLまたは、アクティブH動作に設定できる。また出力周波数は、独立した制御電圧により動的に制御できる。
パッケージは、2×3ミリDFNパッケージとSOT23パッケージの2種がある。動作温度範囲は、マイナス40―プラス125度Cで、多くの発振器やマイコンの動作が困難な厳しい車載、産業用の環境でも使用できる。
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