100901_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月1日 |
100901_05 |
テキサス・インスツルメンツ |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
バス配線の逆接続防止用トランシーバ「SN65HVD96」
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、システムの設置やメンテナンス中に、バス信号のツイスト・ペア配線を誤って逆接続することで発生する通信停止や、回路故障を防止するトランシーバの新製品「SN65HVD96」を発表した。既に出荷中で、1千個受注時の単価は1.20ドル。
新製品は、独自の「SymPol」テクノロジーで、サードパーティの設置担当者が頻繁に配線作業を行うような厳しい工業環境下でも、高度なバス・フォールト保護機能を提供する。バス配線の逆接続状態をデバイス内部で検出して自動修正するため、コントローラや操作者の介入、ファームウエアの変更などが不要になるという。
高入力インピーダンスを提供し、最高で32ノードまで接続でき、一つのネットワークに対して複数ノードを接続可能。そのため、リピータ装置が不要となり、システム・コストの低減に役立つとしている。
また、バス信号ピンは、最高でマイナス35―40Vの異常電圧に耐えることができる。それにより、代表的なHVAC(冷暖房空調)機器の電源電圧である24Vの交流電圧への直接短絡状態に対しても、故障を最小化することが可能だ。
新製品は、HVAC機器や監視カメラ、監視用のIPネットワーク・カメラ、ビル・オートメーション、工業用照明など、様々な工業用アプリケーションに最適。パッケージは8ピンのSOIC(D)で提供される。
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