100723_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月23日 |
100723_02 |
サムスン電子 |
半導体集積回路 |
メモリー |
パソコン・OA機器・LAN用 |
30ナノプロセス採用の2ギガビットのグリーンDDR3量産開始
韓国のサムスン電子はこのほど、30ナノメートル級のプロセス技術を使用した容量2ギガビットのグリーンDDR3の量産を開始したと発表した。
同メモリーは革新的な回路設計をベースに、クラウドコンピューティングや仮想化に最適化された次世代サーバー、ハイエンドPC向けに業界最高性能、最低消費電力のソリューションを提供する。
これを構成ユニットとしたサーバー用メモリー・モジュールは、1.35V電圧で最大1.866ギガビット/秒の動作速度を実現。PC用モジュールの場合は、1.5V電圧で最大2.133ギガビット/秒での動作が可能だ。前者はDDR2の3.5倍、後者は50ナノメートルDDR3の1.6倍の速さという。
また、サーバー用モジュールは、50ナノメートル級DDR3を使用したモジュールに比べ、消費電力を約20%削減可能。PC用に構成した4ギガバイトDDR3ソリューションは、マルチコアのPCプラットフォームと組み合わせることで、50ナノメートル級2ギガバイトDDR3ソリューションを2個使用した場合より60%の高速動作ながら、65%の低消費電力を実現する。
サムスンは年末までに、容量4ギガビットの30ナノメートルDDR3チップを生産する計画。また30ナノメートル級DDR3をベースとしたモジュール製品として、サーバー用RDIMM(容量4ギガ―32ギガバイト)、ワークステーションおよびデスクトップPC用UDIMM(2ギガ―8ギガバイト)、ノートPCとオールインワンのデスクトップPC向けSoDIMM(2ギガ―8ギガバイト)の量産を間もなく開始する。
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