100721_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月21日 |
100721_01 |
TDK-EPC |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
移動体通信機器用 |
携帯機器向け巻線型電源チョークコイル3シリーズ
TDKのグループ会社であるTDK―EPCは、携帯電話をはじめとする携帯機器用巻線型電源チョークコイルで、新製品を相次いで市場に投入している。
超低背タイプとして「CPL2006シリーズ」、超小型品「VLS201610Eシリーズ」、高効率型「VLF302510Mシリーズ」を新たに戦列化。8月から3シリーズ合わせて月間1600万個の規模で量産を開始する。サンプル価格はいずれも100円/個。
同社は、携帯機器用パワーインダクタとして巻線タイプ、積層タイプ、薄膜タイプを供給するが、今回の新製品は携帯機器における小型、薄型、高性能化の進展に対応して巻線タイプで品ぞろえした。
「CPL2006シリーズ」は、特に薄型化ニーズへの対応を図ったもので、2×1ミリメートルサイズで厚みを0.6ミリメートルまで低背化したのが特徴。従来品に比べて高さを25%低背化し、実装面積でも45%の省スペース化を実現している。
インダクタンスは1―15μH。直流抵抗は0.26―3.8Ω。定格電流は120―450mA。
「VLS201610Eシリーズ」は、磁性材料と樹脂による磁気シールド構造を採用。2×1.6×0.95ミリメートルと小型、低背で、従来品に比べて36%の省スペース化、5%の低背化を図った。
インダクタンスは0.47―10μH。直流抵抗は0.054―1.15Ω。定格電流は0.4―1.85A。
「VLF302510Mシリーズ」は、独自の構造設計と高効率磁性体の採用で、3×2.5×1ミリメートルと小型で、しかも高い電圧変換効率と大電流対応を同時に実現したハイエンドのチョークコイル。
また、フェライトコアシールド材によって高い磁気シールド性を確保している。
インダクタンスは1―22μH。直流抵抗は0.033―0.739Ω。定格電流は0.38―2A。
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