100720_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月20日 |
100720_02 |
日本ケミコン |
受動部品 |
コンデンサ |
デジタル情報家電用 |
小型化実現の16-25V定格導電性高分子アルミ電解コンデンサ
日本ケミコンは、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサの16―25V定格品を対象に、大幅な小型化を実現した。
ノートパソコンやマザーボードに加えて、LED―TVや3D―TVといった薄型機器での採用を促進するため、チップ形「PXFシリーズ」および、リード形「PSFシリーズ」に同定格の小型化品を追加した。
今回、小型化を実現した背景には、自社開発の最新の高容量電極箔と新規の導電性高分子材料を採用するとともに、同社所有の特許である合成繊維不織布のセパレータを改良したことによる。
これによって、通常はトレードオフの関係にある耐電圧を維持したまま、従来品に比べ2ランク以上の小型化を実現した。例えば、180μF/16Vのチップ形で、従来シリーズがφ10×7.7ミリメートルサイズだったものが、「PXFシリーズ」ではφ6.3×5.8ミリメートルサイズと約70%体積を削減した。
今回、新たに追加したアイテムは、チップ形「PXFシリーズ」では9アイテム(サイズφ6.3×5.8―φ10×7.7ミリメートル、定格電圧16―25V、静電容量47―560μF)、リード形「PSFシリーズ」では11アイテム(サイズφ6.3×5―φ10×11.5ミリメートル、定格電圧16―25V、静電容量47―1千μF)。
既に「PXFシリーズ」のφ6.3×5.8ミリメートルサイズ、25V定格、47μFの製品は量産を開始しており、そのほかは順次サンプル対応し、8月以降、量産化する計画。
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