100712_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月12日 |
100712_03 |
アナログ・デバイセズ (ADI) |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
4チャンネルの16ビットD/Aコンバータ「AD5755」
米アナログ・デバイセズ(ADI)は、DC―DCコンバータとダイナミック・パワー・コントロール(DPC)回路を内蔵した4チャンネルの16ビットD/Aコンバータ「AD5755」を発表した。
現在、サンプル出荷中で価格は1千個受注時13.35ドルから。
新製品は、DC―DCコンバータとDPCを内蔵したことで、四つの独立したプロセス制御出力チャンネルにおいて、電力損失を最小限に抑えることが可能。例えば、30V電源の4チャンネル・システムの場合、現在のソリューションでは2.88Wの電力消費となるが、DPCを搭載した新製品では0.672Wという低消費電力化を実現する。
加えて、通常マイコンを使って制御するウオッチドッグタイマーといった複数の自己診断機能も備えている。
日高良幸マーケティングマネージャーは「産業機器向けに多様な機能をワンチップ上に統合し、従来品に比べて電力消費を80%、温度上昇を75%低減する製品だ」と自信を見せる。
さらに、4チャンネルを実現する同社の既存製品「AD5664」を使った場合、これまでは五つのアイソレータが必要であったが、新製品を利用すればそれが一つで済むようになり、基板面積やコストなどの面でも大きく貢献するという。
AD5755のほかにも「AD5755―1」「AD5757」を同時にリリースしているうえ、12ビット版も用意している。
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