100628_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月28日 |
100628_02 |
エルピーダメモリ |
半導体集積回路 |
メモリー |
一般産業用 |
2ギガビットのグラフィックス用GDDR5 「EDW2032BABG」
エルピーダメモリは24日、Cu配線による50ナノメートルプロセスを適用した2ギガビット GDDR5「EDW2032BABG」を開発したと発表した。サンプル出荷は10年7月から、量産開始は今年の7―9月を予定している。
同製品は、エルピーダの独自設計となる初のグラフィックスDRAM(GDRAM)。ドイツ・ミュンヘンの同社デザイン・センターで開発された。
GDRAMを用いるGPUの用途は、ゲーム機やPCなどのグラフィックス分野に限らず、科学技術計算や物理シミュレーション、デジタル画像処理などへ広がっている。
こうした用途に向けて、2ギガビット GDRAM5を採用することで、従来の1ギガビット品と比べてGPU当たり2倍のフレームバッファサイズを実現した。これにより、メーンメモリーとの間で大きな画像データをやり取りすることなく、高速処理を実行できるようになるという。
現在、同社は、1ギガビットGDRAM3/GDRAM5を台湾ウィンボンド・エレクトロニクスに製造委託している。今回開発した2ギガビット品は、エルピーダの広島工場で生産する予定だ。
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