100625_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月25日 |
100625_01 |
フリースケール・セミコンダクタ |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
一般産業用 |
マルチコア・プロセッサ「QorIQ 64ビット・プラットフォーム」
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン(東京都目黒区、ディビッドM・ユーゼ社長)は23日、パワーアーキテクチャを採用したマルチコア・プロセッサの新プラットフォーム「QorIQ(コア・アイキュー)64ビット・プラットフォーム」を発表した。
新プラットフォームに基づくシングルコア・プロセッサ「P5010」およびデュアルコア・プロセッサ「P5020」は、10年第4四半期にサンプル出荷、11年下期に量産を開始する予定だ。
64ビット製品は、45ナノメートルSOI(シリコン・オン・インシュレータ)プロセスを適用して生産される。
アドレス可能なメモリー空間は64ギガバイトに拡張されており、コア周波数は最大2.5ギガヘルツを実現。シングルコアとしては、現行世代と比較して2倍になるという。
また、既存ソフトウエアとの互換性を維持するために、「ハイブリッド32ビット・モード」を用意しており、32ビットから64ビットへの移行をサポートしている。
ネットワーク制御やデータ処理系のアプリケーションを主なターゲットとしており、エンタープライズ向けストレージや、セキュリティ・アプライアンスなどが具体的な用途となる。
同社の伊南恒志代表取締役専務は「エンタープライズ・ストレージなどは顧客から高性能化ニーズが非常に強い。当社もそうしたニーズに応えるためにP5ファミリーを投入する」と話す。
一方、パワーアーキテクチャベースの32ビット・クアッドコア・プロセッサ「P3041」も発表した。同製品は、以前から展開している「QorIQ P4」に対してより低消費電力化を図った製品。45ナノメートルSOIプロセスで生産され、今年第4四半期にサンプル出荷、11年下期に量産を開始する予定だ。
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