100622_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月22日 |
100622_01 |
サムスン電子 |
ユニット |
記憶ユニット |
パソコン・OA機器・LAN用 |
ノートPC向けトグル式DDRフラッシュメモリの512ギガバイトSSD
韓国のサムスン電子はこのほど、ノートPC向けとして、高性能トグル式DDR(ダブルデータレート)NAND型フラッシュメモリーを使用した512ギガバイトSSD(ソリッドステートドライブ)を発表した。
NAND型メモリーは30ナノメートル級プロセスで生産したサムスンの32ギガビット製品。これをベースとした新SSDは、SATA3.0インターフェイス対応で連続読み込み速度最大毎秒250メガバイト、書き込み速度最大220メガバイトを実現。どちらも典型的なHDD(ハードディスクドライブ)の3倍の性能を提供する。標準的な長さのDVD映画(容量4ギガバイト)なら、2本分をわずか1分で記録可能だ。
サムスンは今回、トグル式DDR NAND向けに開発した低消費電力コントローラを採用。このため新SSDは高性能ながら、消費電力は40ナノメートル級の16ギガビットNAND型フラッシュメモリーを使用した256ギガバイトSSDと同程度。このコントローラは使用頻度やユーザーの好みを分析し、自動的に低消費電力モードに切り替えるため、ノートPCのバッテリ寿命を1時間以上拡大できるという。
このほか、新SSDはAES256ビット暗号化方式をサポートしセキュリティ性を高めたほか、SSD本来の性能を引き出す「ウインドウズ7TRIM」コマンドに対応する。7月から量産開始の予定。
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