100618_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月18日 |
100618_01 |
東芝 |
半導体集積回路 |
メモリー |
移動体通信機器用 |
128ギガビットの組込み式NANDフラッシュメモリ
東芝は、業界最大の128ギガバイト容量の組込み式NAND型フラッシュメモリー(e―MMC)を10―12月に量産を開始すると発表した。64ギガビットNANDチップを16枚積層したことで実現した。サンプル出荷は9月から。
新製品は17×22×1.4ミリの小型パッケージに、32ナノプロセスによるNANDチップ16枚とコントローラチップを収納した制御機能付きメモリー。厚さ30マイクロメートルのチップ薄厚化技術やチップ多段積層技術、大容量の64ギガビットチップの使用で、業界最大容量を実現した。
128ギガバイトは、HD画質で16.6時間、SD画質で38.4時間の映像データの記録が可能な容量。スマートフォン、ビデオカメラ、タブレットPCなどの機器での高画質データ記録や大容量データベースの記録・処理といったニーズに対応する。
また、組込みNANDメモリー標準規格「JEDEC e―MMCバージョン4.4」に準拠。書き込みブロック管理、エラー訂正などフラッシュメモリーの制御機能をユーザーは開発する必要がなく、ユーザーの開発負担を軽減する。
64ギガビットNANDチップを使用した容量64ギガバイト品も、8月からサンプル出荷を開始する。
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