100513_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月13日 |
100513_03 |
TDK-EPC |
ユニット |
センサーモジュール |
一般産業用 |
媒体分離型トランスミッタとして世界最小の圧力センサー
TDKのグループ会社であるTDK―EPCは、EPCOSのMiniCellシリーズとして、広い圧力範囲に対応する圧力センサーを開発した。圧力差を検出する差圧トランスミッタで、航空計測システム、プロセスエンジニアリング、水道関連、化学食品などの幅広い分野に利用できる。サンプル価格は6千円/個。量産は11年初頭。
新製品は、測定媒体から内部素子を分離した構造を持つ媒体分離型トランスミッタとしては、19.6×16.2×11ミリメートルと世界最小を実現した。構造は2枚のステンレスダイアフラムを組み込み、MEMSを使った圧力センサー素子および電子回路部は、セラミックパッケージ内の不活性油で完全密封しているため、腐食性のある媒体圧力も優れた測定精度と再現性を実現した。使用温度範囲はマイナス40―プラス140度C。
測定範囲は0―0.5気圧、0―2.5気圧、マイナス0.5―プラス0.5気圧、マイナス2.5―プラス2.5気圧。
トランスミッタ機能としては、供給電圧5Vにおいて圧力に応じた0.5―4.5Vのアナログ電圧を出力。その精度誤差は全温度範囲において最大でもわずか1.5%FS。
同社では標準のラインアップに加え、カスタムパッケージにも対応する。
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