100513_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月13日 |
100513_01 |
日立情報/日立化成 |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
2.45Gヘルツ帯で従来比28分の1の金属対応のRFID(無線ICタグ)
日立情報システムズと日立化成工業は12日、2.45ギガヘルツ帯の非接触ICチップを内蔵した超小型の金属対応RFID(無線ICタグ)を開発した。大きさを従来の金属製タグと比べ28分の1まで小型化したことで、小型工具や金属部品への埋め込みができるようになる。
開発した「金属対応小粒タグ」は、4×6×3ミリメートルの超小型タグで、ICチップには2.45ギガヘルツのミューチップを採用している。これまで不可能だった小型工具やコネクタなどへの取り付けができるほか、金属の凹部分に埋め込むこともできる。製品内部にタグを埋め込むことで、保守や点検などへの利用も可能だ。
今後、日立化成は「金属対応小粒タグ」の製造と販売を、日立情報は「金属対応小粒タグ」を活用した物の管理ソリューションの提供を行う計画で、電力設備点検や交通インフラ設備管理、金属加工製品のトレーサビリティなどの用途に向けた提案を進めていく。
製品は、今年8月から国内での販売を始め、その後は海外への展開も順次行う。
12年度には、年100万個から200万個の需要創出を図るとしている。
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