100507_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月7日 |
100507_01 |
サムスン電子 |
ユニット |
記憶ユニット |
移動体通信機器用 |
携帯電話向け512MbitPRAM使用のMCP
韓国のサムスン電子はこのほど、携帯電話向けとしてPRAM(層変化メモリー)を使用した業界初のマルチチップパッケージ(MCP)の出荷を6月末までに開始すると発表した。
PRAMは、データの消去や書き込みを自由に行うことができる不揮発メモリーの一種。ゲルマニウムとアンチモン、テルル合金のベース材料の層変化特性を介してデータを記憶する。
書き込み速度はNOR型フラシュメモリーに比べ3倍高速で、11年にはNOR型フラッシュの後継として様々なデジタル機器に広く採用され、主要なメモリー技術になるとサムスンはみている。
サムスンがMCPに使用する容量512メガビットPRAMは、ハードウエアとソフトウエアの両方において、40ナノメートル級のプロセス技術を用いたNOR型フラッシュメモリーと上位互換性を有する。新MCPは、これまでの単体PRAMチップとの置き換えが可能だ。
同社メモリー販売・マーケティング担当、全東守副社長は「当社のPRAM MCPによって、端末設計者は従来のプラットフォームを有効活用できる。また新MCPは、高性能ソリューション向けの先進基盤技術として低消費電力のLPDDR2 DRAMや、次世代PRAM技術開発を促すものでもある」と述べた。
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