100504_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月4日 |
100504_02 |
アバゴ・テクノロジー |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
静電容量方式のタッチパネル対応タッチスクリーン・コントロールIC
米アバゴ・テクノロジーの日本法人(東京都目黒区、米山周社長)は、静電容量方式のタッチパネルに対応したタッチスクリーン・コントロールICの拡販に注力している。
同製品は、最大で4点同時にタッチポイントを検知可能であるうえに、「LCDモジュール側ではなく、メーン基板上に実装できるので、機器の小型化に大きく貢献する」(米山社長)とする。
同社のタッチスクリーン・コントロールICは、レジスタの書き換えによるユーザー設定が可能であり、こうした柔軟性の高さも特徴の一つである。
■ 高い柔軟性が好評
米山社長によると、「他社製品ではユーザー側で細かい制御を行うことは難しいため、当社のタッチスクリーン・コントロールICが持つ高い柔軟性はOEMメーカーに好評」という。
さらに、ITOの破損状況を検出するセルフテスト機能が組み込まれており、アプリケーションテストを別途用意する必要がないなど、様々な機能が盛り込まれている。
既に国内でデザイン・ウインを獲得している案件もあるとしており、今後は、機能もさることながら、機器の小型化が可能という点をアピールし、一層の拡販を図る構えだ。
「マザーボード上にコントロールICを搭載できるというメリットが、現状では顧客に十分理解されていない。徐々に成果は出てきているものの、今後はこうした点を積極的に啓蒙していく」(米山社長)。
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