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日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月1日 |
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インテル |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
パソコン・OA機器・LAN用 |
メーンストリーム・サーバー向けプロセッサ「Xeon7500番台」
インテル(日本法人=吉田和正社長)は3月31日、データセンターのメーンストリーム・サーバー向けに大幅に高性能・高信頼性を図ったプロセッサ新製品「Xeon7500番台」を発表した。
7500番台は、2ソケットから256ソケットまで拡張可能で、既存の7400番台に比べて、ベンチマークで平均3倍のパフォーマンスの向上を実現し、20以上の新しい信頼性機能を搭載。20台の既存サーバーを1台の新規サーバーに集約が可能。また、電力、冷却、ライセンスに必要なコストを最大92%削減し、1年以内に新規システム導入の投資を回収できる。
7500番台では、これまでのアイテニアムCPUやRISCプロセッサにのみ搭載のマシン・チェック・アーキテクチャ(MCA)リカバリを採用、OSやバーチャル・マシン・マネジャーと連携し、データ修復不可能なメモリーエラーによるシステムクラッシュの回復を可能にする。
また、IT企業が進めるERP(エンタープライズ・リソース・プランニング)など、大規模な基幹業務ワークロードの仮想化にも対応している。7400番台に比べて最大8倍のメモリー帯域幅とプロセッサ当たり16メモリー・スロットによって4倍のメモリー容量を確保、1テラバイト(または1ギガバイト)のメモリーを4ソケット・プラットフォームでサポートできる。
「7500番台は、Xeonプロセッサとして過去最大の性能向上を持つ。これまで基幹業務システムで実現されていた性能、拡張性と信頼性の機能をメーンストリート・サーバーにも展開できるようになった。日本のIT企業の海外展開の縁の下の役割を、積極的に果たしていきたい」と吉田社長は話す。
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