100330_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月30日 |
100330_01 |
AMD |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
パソコン・OA機器・LAN用 |
サーバー向け12/8コアプロセッサ「オプテロン6000シリーズ」
米AMD(ダーク・マイヤーCEO、日本法人=宮本敬志社長)は29日、サーバーのボリューム市場でのシェア獲得を目指す12コア/8コアプロセッサ「オプテロン6000シリーズ」を発表した。
新CPUと、これに関する次世代プラットフォームは現在、データセンターでサーバーに求められているより低コストでより多くのコアとメモリーを搭載。ワークロードに対応し、パフォーマンスに優れた消費電力効率を実現している。
AMDの従来製品である6コアCPUに対して、最大約2倍のパフォーマンスを提供する(整数演算で88%、浮動少数点演算で119%のパフォーマンス・アップ)。
4チャンネルのDDR3メモリーをサポートする統合メモリーコントローラによって全体的なメモリー帯域幅を2・5倍にアップ、また協業他社の2Pソリューションに比べ、プロセッサ当たり33%のメモリーチャネルを提供できるという。DIMM容量は従来品より50%増。同じプロセッサを2Pデザインと4Pデザインの両方で利用できるとともに、2Pプロセッサと同価格で4P対応プロセッサを導入でき、高付加価値、低価格化に貢献する。
「6000シリーズはより多くのコア、メモリーそして低コスト、低電力効率などの条件を満たすことでサーバー市場におけるプロセッサの大転換を果たしていきたい」(サーバマーケティング部門ジョン・フリー・マーケティングディレクタ)。
既に、1月からオプテロン6000の生産を開始、パートナー企業へ出荷中。今後、HP、エイサー、クレイ、SGIをはじめとした大手OEMメーカーにこの新プラットフォームを提供していく計画。
日本市場に対しても「一部のOEMへサンプルを出荷しており、発表を機に本格的なセールス活動を展開する」(宮本社長)。
AMDは11年には12コア/16コアの“Bulldozer”(コード名)の発表を予定している。
|